【ローコード開発ツール】Wagby EE 使ってみた! - 第3回 モデルの項目を設定する vol.1

前回はWagby EEのダウンロードからアプリケーションの起動までを行ってみました

今回は各項目で行える設定について紹介していきます

かな名入力を自動化

Wagby EE では特定の項目が入力された際に、別の項目にひらがな・カタカナ表記を自動で入力する機能があります
これを使って、かな名の入力を自動化してみます

項目の追加

モデル画面の左上にある歯車マークから「新規」をクリックします
ここからモデルに項目を追加することができます。今回は1項目だけ追加したいので「1」と入力し、「追加」をクリックします

項目順の変更

先ほど追加した項目をかな名として利用します。ただ、このままだと氏名→生年月日→かな名になってしまうので順番を調整します

順番を変更する際は、変更したい項目にチェックを入れ、一番左の項目をクリックしたままドラッグすることで移動することができます
挿入したい場所にドロップすることで順番が変更されるので、今回は「氏名」の下に順番を変更します

項目の設定変更

かな名として項目を使用するため、項目名と項目IDを変更します
今回はそれぞれ「かな名」「kanaName」と変更しました

かな名を自動で入力させるために項目の詳細画面を開きます
かな名の列の一番右にある「詳細」ボタンをクリックします

これがWagby EE の項目詳細画面です。Wagby EEではこの画面から項目の入力チェックや権限による表示制御等をおこないます

今回はかな名の入力の自動化を行うので「入力制御」タブをクリックし、少し下に移動します

入力支援欄から「入力元項目」「ひらがな・カタカナ」を選択し、振り仮名を自動で入力するように設定することができます

今回は入力元項目を氏名、表示はひらがなを選択します

設定が完了したら「OK」をクリックし、差分ビルドを行ってアプリ側の確認を行います

氏名欄に「アベール太郎」と入力して変換した直後の画面です。すでにかな名欄にはひらがな表記で入力されているのがわかります

NOTICE

この振り仮名機能は入力したひらがなをコピーする機能です。そのため、例えば「東京」を「ひがしきょう」と入力した場合、

かな名は「ひがしきょう」となります

郵便番号から住所を自動入力する

Wagby EE では特定の項目に郵便番号が入力された際に、別の項目で住所を自動入力する機能があります
これを使って、かな名同様に住所の自動入力を行ってみます

項目の追加

今回は郵便番号と住所の2項目を追加します

順番は違和感の内容に生年月日の下に2つとも配置しました

項目の設定変更

郵便番号の型詳細設定画面を開き、タイプを郵便番号に、住所項目名に住所を設定します

郵便番号の自動入力設定はこれで終わりです。差分ビルドを行ってアプリケーション側から確認してみましょう

このように入力した郵便番号から住所が表示されます。表示されている住所のをクリックすれば住所項目に自動で入力されます

INFO

郵便番号はハイフンあり、ハイフンなしどちらも住所を出力します。詳細はWagby EEマニュアルをご覧ください。(ハイフンの扱いについて

INFO

郵便番号検索機能の仕様につきましてはWagby EEマニュアルをご覧ください。(文字列 - 郵便番号)

このようにWagby EE では特定の項目によって別の項目の値を自動で入力するよう設定することができます
次回は各項目に別の設定を行っていきます

終わりに

このページの内容が気になったらお気軽にお問い合わせください
また、さらに詳細なWagby EEの操作を見てみたい場合は紹介セミナーを開催しているのでこちらもお問い合わせください