【ローコード開発ツール】Wagby EE 使ってみた! - 第2回 モデルを作ってみる
前回はWagby EEのダウンロードからアプリケーションの起動までを行ってみました
今回はモデルを作成し、各項目の設定をしていきます
モデル作成
モデルを作成する場合は、「モデル」タブに移動し、歯車マーク>新規モデルをクリックします

新規モデルをクリックした後は自動でモデルのテンプレートが作成されます

Wagby EEではこのモデル単位で画面の生成、テーブルの生成が行われます
実際の開発ではデータモデリングを行い、モデルに必要な項目を洗い出していきます
また、アプリケーション上で表示される「モデル名」「項目名」とデータベースの物理名となる「モデルID」「項目ID」があります
「モデルID」「項目ID」はデータベースで利用されるので、データベースの仕様に合わせた文字列を入力してください
では、ここに3つの項目をもった簡単な顧客モデルを作成していきます

まず不要な項目を削除していきます
不要な項目の左端にあるチェックを外し、歯車マーク>削除をクリックします
その後ポップアップが表示されるので、「はい」をクリックします



モデル名などの各オブジェクト名を入力します
ついでに各項目の型も変更します


ここで一度ビルドを行います
今回は「差分ビルド」を行い、アプリケーションを生成します
生成したアプリケーションでの表示
ログオンを行うとメニューに「サービス」タブが追加され、先ほど作成した顧客モデルの検索画面へのボタンが追加されています

検索画面ボタンををクリックしてみましょう

まだデータを登録していないので、画面上には登録画面へのボタンのみが表示されています
続いて「登録画面へ」のボタンをクリックし、データを入力していきます
データを入れたら「保存」ボタンをクリックしてデータを登録します

保存が完了すると、そのレコードの詳細画面が表示されます

入力したデータと、自動採番されたIDが表示されます
先ほど登録したばかりのデータですが、更新画面でデータの更新を行ってみます
今回は生年月日を2010年に変更して、保存をクリックします

登録したときと同じようにレコードの詳細画面に遷移します

このようにWagby EEでは1つのモデルを定義した場合、自動で5つの画面が自動生成されます
また、どの画面を作成するか、それぞれの画面でどの項目を表示するかを制御することが可能です

では、一旦一覧画面に戻ってみましょう

このように、データは登録されていますが、どんなデータが入力されているかは表示されません
これは一覧画面で表示する項目や、検索条件に利用する項目を指定していないためです
次回は各項目で行える設定の一例と表示制御を紹介します
終わりに
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